市場のしくみ
卸売市場のいちにち
商品の荷受け
前日の夕方から早朝6時頃までの間に、農家の人や業者の方たちが新鮮な野菜や果物、魚などをトラックで市場に持ち込まれます。
分荷
あらかじめ注文を受けた商品は、卸売業者(出雲大同青果)の方が、入荷した品物を注文者ごとに仕分けします。
販売・せり
早朝から、買受人の人たちが大同青果の販売担当との間で、欲しい品物の相対販売が始まります。
また、JAなど出荷者から販売を委託された商品は、せりによって落札した人に販売します。せりは、朝6時半より野菜から始まり、花卉、果実の順に行われます。
一方で鮮魚のせりは7時から始まります。
配送
販売先が決まった商品は、買受人の方が持ち帰ったり、大同青果のトラックでスーパーなど販売店へ運ばれていきます。
市場に関係する人たち
出荷者
みなさんが毎日食べている野菜や果物や魚を卸売市場へ出荷し、販売を委託するJAや生産組合や商社、魚商人など
卸売業者
県知事の許可を受けて開設した市場の中で、せり、相対の方法で卸売を行う業者
売買参加者
市場開設者の承認を受け、卸売業者から販売を受けることができる小売店、スーパーなどの買受人
仲卸業者
市場開設者の許可を受け、卸売業者から仕入れた商品を、仕分けし、加工したりして小売店などに販売する業者
関連事業者
市場に関係した事業や市場の利用者に利便を提供する業務を市場内で営む業者
買出人
自分の店で取り扱う商品を、仲卸業者や関連事業者から購入する小売店、飲食店などの人たち